備忘録

「子どもの居場所とは」

kentaro

西真岡こどもクリニック仲島大輔先生「子どもの居場所とは」(チャイルドヘルスVol.28 No.5)を読んで

子どもの居場所とは、安心できる物理的・心理的環境で主体的に過ごせる場です。

大切なのは、子ども自身がその場所を居場所と感じるかどうかであり、居場所は主観的な概念です。

オンライン上の子どもの居場所の最も重要な問題が「安全性」です。

まずは、子どもにとって生活の大部分を占める「学校」「家庭」で安心して過ごせる環境が子どもたちの心の成長に大きな影響を与えることがわかっています。

居場所が子どもに与える影響として、最も大きいのは「自分を認めてもらえる」感覚です。学童保育や地域活動、学校外の習い事などで、子どもは他者とのかかわりを通じて、自分の存在価値を感じます。

この論稿を読むまで、こども家庭庁が「こどもの居場所づくりに関する指針2023」を策定していることを知らなかった。
https://www.cfa.go.jp/policies/ibasho#three

この論稿で注目すべきは
・居場所は主観的な概念であること
・子どもに与える影響で最も大きいのは「自分を認めてもらえる」感覚であること
だと感じている。

居場所というのが単なる物理的・空間的な問題ではないことを知れたのはよかった。

ABOUT ME
平井 健太郎
平井 健太郎
弁護士
大阪市で医療過誤事件(患者側)を中心に扱っています(全国対応)。 現在、訴訟6件(高裁1件、地裁5件)、示談交渉中・調査中の事件は10件以上を担当しています。
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