備忘録

しびれの診断に必要な神経学的診察や検査法

kentaro

『しびれの診断に必要な神経学的診察や検査法』(medicina 2024年6月号 1034頁~)を読んだメモ(以下は本書の引用)

  • 感覚障害の評価では、障害の程度とともに、障害の範囲を正確に調べることが必要である。
  • 神経伝導速度検査、針筋電図などの電気生理学的検査所見は、しびれを呈する疾患の診断に際して重要な情報を提供しうるが、神経症候の検討なしで電気生理所見のみから診断を下すことは誤診の元になるため、注意が必要である。

コラムには以下のことが書かれている(同書、1039頁)

患者自身もうまく表現できず、とにかく感じがおかしいということを一生懸命訴えるのであるが、もう少し具体的に言ってくれるとこちらもわかりやすいと感じることも多いい。

カルテには、できるだけ近い表現を推定して補足しつつ、患者の訴えをある程度そのままの表現で記載するようにしている。

ABOUT ME
平井 健太郎
平井 健太郎
弁護士
大阪市で医療過誤事件(患者側)を中心に扱っています(全国対応)。 現在、訴訟8件を担当しています。
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